令和5年新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

3年前中国から始まった新型コロナと、昨年からのロシアによるウクライナ侵攻は世界中に災禍をもたらしています。
また、今年は元旦からの北朝鮮による弾道ミサイル発射で始まりました。これらの国、中国、ロシア、北朝鮮はいずれも我が国の隣国です。
昨年末に岸田政権は防衛費の大幅増額を打ち出し、防衛政策にも本格的に取り組む姿勢を示しました。
しかしながら、防衛費の捻出に増税を伴うことを示したり、防衛費の増額分に防衛省以外の経費を含ませるなど、先行きにまだまだ不透明さを残しています。
一方で「専守防衛」を国是の様に考え、政策に盛り込んでいますが、ウクライナの現状は「専守防衛」が多くの国民の犠牲を伴うことを示しています。
今年は本当の意味で「国の防衛」というものを、多くの国民が真剣に考える年にしていかなければなりません。そのためには「防衛」「軍事」などについて、正しい認識を持つ必要があります。
防衛システム研究所は、従来から「国防」「軍事」などについての知見の普及に努めてまいりましたが、より一層活動する必要を痛感しております。今般「田母神セブン」というSNS発信手段の一員として加わることになり、これまでの業務を継続することはもちろん、より一層、国民一般に働きかけることを心がけていく所存です
令和5年1月5日
防衛システム研究所
代表 松島悠佐