総裁選候補者選び(その2)
民主も自民も総裁選が佳境に入ってきた。総理大臣になる人だから責任の取れる人になって欲しい。
前回、石破議員については、かつて防衛大臣の時に起きたイージス艦「あたご」の衝突事件で大臣の無自覚と無責任さを露呈したことを指摘した。
石原議員については、国交大臣の時に藤井道路公団総裁の更迭劇で、無責任を露呈したと指摘する人がいる。
このような無責任な人を除くと後は3人になる。
安倍議員は総理を辞任した時の事が気になるが、病のため仕方なかったのかもしれない。国益を追求し、今まで避けて通ってきた政策に活を入れようとした気概はすばらしいものだった。
今中国では反日デモが盛んになっているが、今まで領土問題に対し毅然とした対応をして来なかったツケ、軍事力を蔑ろにしてきたツケが回ってきたと解釈すべきだろう。このような時だからこそ安倍議員が一番ふさわしい人のような気がする。
いずれにしても、国家感のない人・右顧左眄する人・責任をとらない人には総裁になって欲しくない。
民主党は誰がなっても、もう早晩総理の座を離れるだろうから省略する。(松島悠佐)