自民党総裁選
自民党の総裁が安倍議員に決った。
前にも「国家感のない人・右顧左眄する人・責任をとらない人」には総裁になって欲しくないと書いたが、結果オーライでよかった。
だが安倍議員と石破議員の票が、国会議員と地方党員の間で大きく違う事が気になった。
国会議員は、議員としての活動の実態を見ているので、どちらが適任かをそれなりに判断できると思うが、地方党員はほとんどメディアの情報で評価せざるを得ないからだろう。
そのメディアの情報は、政治家としての理念や政策よりも、大衆受けするゴシップや批判などが中心になっているので、どうしてもそのような判断になってしまうのかもしれない。
大衆受けだけを狙って国家観を喪失してしまったメディアの責任も大きいといえる。
安倍新総裁に期待する事は、持ち前の国家観を発揮して、前回総理の時に取り組んだように国家の緊急事態をいかに乗り切るのかに重点を置いて政策を建ててもらいたい。
まずは、国家安全保障会議、集団的自衛権、自主防衛体制の強化などの問題である。
加えて、靖国神社については、是非主義を見直して参拝してもらいたいと期待する。(松島悠佐)