衆議院 安全保障委員会

先週16日金曜日13時から始まった衆議院の「安全保障委員会」において、新党「絆」の渡辺義彦議員が質問のトップバッターに登場しました。
質問趣旨は航空自衛隊のF4-EJの後継機FXについてでした。防衛省は候補機3機即ち、米国政府提案のF-35A、F/A-18E、英国政府提案のユーロファイター・タイフーンのうち、最も先進技術を取り入れたF-35Aを選定しました。それはそれで正しいと思いますが、F-35Aには選定時より、価格維持、納期について疑問があり、2月中旬ぐらいから顕在化してきています。そこで、日米関係を壊すわけにはいかないので、F/A-18を予備機として作業を並行実施したらどうかとの提案でした。
田中防衛大臣の答弁趣旨は「万一の仮定の話で特定機種については言及できない」とのことでした。最も大事なのは、我が国の防空網に空白が生じないことです。万一に備えるのが防衛省・航空自衛隊です。渡辺義彦衆議院議員の提言は適切であると思います。