防衛省の雑誌「MAMOR」の取材
1月21日(水)午前、渋谷区で、当研究所の松島悠佐代表が、防衛省の雑誌「MAMOR」の対談取材を受けた。
内容は自衛官の人材育成、組織の構成、任務意識の醸成等々であった。
インタビューアはフリーアナウンサーの亀井京子さんで、一般人の目線から自衛隊を見るという対談となった。
どうしても災害派遣についてのお話になったが、亀井さんは兵庫出身で、阪神淡路大震災当時、宝塚に住んでおり、自衛隊にお世話になったそうであった。
当時の自衛隊の総指揮官が、松島代表(元中部方面総監)であったのも何かの縁であろうか。
20年の年月を経ても、人々の記憶に強烈に残っているのだなとの印象を持った。
松島代表の話しの中心は、自衛隊の第一義的任務は「国の防衛」であり、それを完遂するための精神的・肉体的訓練によって、他の任務(災害派遣、国際貢献など)もこなせるのである。また「中隊家族」という言葉を使い、人間同士の連帯感は、中隊が単位となっている。それ以上の連隊、師団、方面隊となると、部隊運用となってくる。部隊運用は、人間関係が基礎となるものの、人間的なもので、動くのとは少し違う。というお話だったと理解した。
この対談は、3月20日発売の「MAMOR」に掲載されるそうである。(島本順光)