年頭のご挨拶
皆さま、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
一昨年(平成24年)末に、安倍内閣が最初の閣議を開き、そこで決めた防衛に関わることが4点ありました。
① 防衛大綱・中期防を見直し、領土・領海・領空を断固として守り抜くために、自衛隊の体制強化に取り組むこと
② 米国の新国防戦略と連携して、日米防衛協力の指針(ガイドライン)を見直すこと
③ 普天間飛行場移設を進め、抑止力の維持を図るとともに、沖縄の負担軽減を実現すること
④ 外交・安全保障政策の司令塔となる「国家安全保障会議」の設置に取り組むこと
このうちガイドラインの見直しは、相手のあることでもあり今年に持ち越しましたが、他の課題は昨年末までに結果を得ました。
憲法改正が早急にできないという国内政治情勢の中で、目いっぱいに取り組んだ結果だと思います。
また、年末に安倍総理が靖国神社に参拝したことは、心ある日本人の士気を高揚しました。中国と韓国は反日の確信国だから必ず文句を付けますが、そのうちに自分に利のないことを悟るだろうし、オバマ政権も揉め事を起こさずに上手くスリヌケたいと思っているのでしょうが、日米関係の基本には関係のないことだし、そのうちに分析の誤りに気が付くでしょう。
国内にも、「それ見たことか!」と気炎を上げる中国と韓国の提灯持ちのようなメディアもいますが、お金稼ぎが目的でやっていることだから放っておけばよいことでしょう。
今年やらなければならない大事なことは、憲法を改正して正しい国防の姿を追及することです。
ところで、昨年秋に「日本会議事業センター」の依頼を受けて、「自衛隊を国防軍にする理由」というブックレットを書きました。防衛に関するよくある質問に回答する形で、副題は「憲法改正!今こそ知りたい自衛隊Q&A)」となっています。1月20日に発刊しますので、読んでいただければ幸いです。定価は630円です。
申し込み先:「日本会議事業センター」
住所:東京都目黒区青葉台3-10-1-601
電話:03-5428-3723
今年も良い年でありますようにご期待申し上げます。(松島悠佐)