靖国神社みたま祭り
7月13日~16日まで、靖国神社みたま祭りが行われている。私も15日に参拝させていただいたが、20歳代の若者が多いことに改めて驚いた。参道の両側に作られた屋台の間を動きが取れないほどの混雑だった。
国のために命を落とした英霊の御霊を弔うという本来の意味を理解している人は少ないと思うのだが、それでもこれだけの若者が靖国神社に集まるということは凄いことである。
屋台茶屋で生ビールを飲みながら、周囲の若者に集団的自衛権のことを聞いてみたが、あまり関心がない人がほとんどのようだった。だが、話しを進めているうちに、国の緊急事態には国民の一人として立ち向かうのは当然ではないかと言う素直な若者の意見を聞くことができた。
いずれ近いうちに憲法改正が視野に入ってくるが、その最後の判断は国民がすることになる。
ここで大事なことは、国防問題に対する国民一人一人の正しい理解と正しい判断であり、今や憲法と防衛問題は国民必須の課題となっている。
集団的自衛権を認めることは日本を戦争に導く悪しき決断だというような偏向された報道が多いが、国家の緊急事態に如何に対応すべきかという真っ当な考えを若者にぶつけることが大事だと感じた。
「若者の感覚は素直であり、何よりもすごい熱気を持っている」、みたま祭りの混雑の中で感じたことである。(松島悠佐)